それぞれの距離は
- フルマラソン ・・・42,195キロ
- ハーフマラソン・・・21,0975キロ
参加するマラソン大会の半分の距離の練習が出来ていれば完走できる!?
フルマラソンを走るなら半分の距離、ハーフマラソンが走れればフルマラソンを完走できると言われる事があります。それは完走するという事。記録を狙う場合はハーフマラソンの距離では足りない。
ハーフマラソンの半分は約10キロなので半分走れれば後半10キロもそれ程タイムが落ちずに走り切れる人もいますが。フルマラソンの半分、残り約21キロのタイムの落ち込みは大きるなりやすい。
ハーフマラソンの練習なら普段10キロ位でも十分走り切る事が出来るようになります。
フルマラソンで記録を狙う場合はハーフマラソン以上に筋肉の持久力、スタミナが必要になります。
フルマラソンは、普段10キロ位がメインでも週末や休日にハーフくらいの距離を体に慣らしておく事が大事です。
実例
走り始めて2年目
ハーフマラソンBest 1時間45分
フルマラソンBest 4時間5分
毎月だいたい200キロ弱ほど練習していました。多い月は250キロ近く。その頃の練習は毎回15キロ前後。フルマラソンを意識し始めた頃は20キロ以上走ろうとした事は何度かありましたが、途中で歩いてしまし走り切る事ができない事が何度かあった。(実際20キロ弱から歩いて家まで帰っている。)
自分自身フルマラソンを走り始めた頃の考え方とは?
抽選に当たったらフルマラソンを走る、というスタンスでいたので2007年、2008年と運良く東京前ら村に当たったので2年続けて走りましたがベストは4時間5分。そこから2年は外れてフルマラソンを走らず。
その頃、参加するマラソン大会の殆どがハーフマラソン。ハーフマラソンのタイムは徐々に良くなっていきましたがフルマラソンはなかなか記録は良くならず。その頃10キロのベストは45分位。練習の意識がハーフマラソンを走るような練習を行なっていた。
結局その後も若潮マラソンな抽選ではないマラソン大会も走るようになっても4時間ちょっとの記録止まり。どうしてもあと数十秒を削る事ができなかった。月間距離も150キロ行かない月が増え、走る時間が確保できない分、練習内容を大幅に変更。
練習の内容と意識の変化
初期・・・普段の練習:公園の周回コースで10キロ。たまに10キロ以上。徐々に距離が伸びて15キロ前後を走るようになる。月間距離200キロくらい。
サブ4を達成した頃・・・普段の練習:坂がメイン。1回の練習の半分以上坂を走る。10キロ以下の距離を走るときは50分以内で走る事を意識(坂は程々)。時間が少しあるときは、公園などの不整地をあえて走って普段使いにくい筋肉に刺激をいれていた。月間距離100〜150キロのあいだ。
わかっていれば早くサブ4達成できていた!?
2007年の初フルマラソンから9年後、2015年の東京マラソンでサブ4を達成。練習時間が減り、一回に走れる距離も色々。それでもフルマラソンに合わせた練習に変えて、練習の際にはフルマラソンでサブ4することを考えて練習をした。
最初の頃はただ、走れる距離が少しずつ長くなる、10キロの記録が、ハーフマラソンの記録がよくなる事を考え、フルマラソンはおまけ(当たったら走る)のような考えだったのでフルマラソンについてはなかなか記録が伸びなかった。
フルマラソンとハーフマラソンの違い
練習の段階で完走、記録への意識。より明確な練習を行わないとフルマラソンは記録を狙うことはできない。逆に言えばしっかり練習を行えば、ゴールタイムはおおよそわかるようになります。
マラソンは、経験と継続の賜物
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